鴨池

提供:かがが


鴨池
雪が積もった池を鳥が泳いでいる。
資料情報
場所 〒922-0564 石川県加賀市片野町 子2-1
位置 北緯36度19分18秒 東経136度17分22秒 / 北緯36.32158161101689度 東経136.2894330920067度 / 36.32158161101689; 136.2894330920067

加賀ふるさと検定・おもてなし講座実行委員会による解説

加賀市の西北、片野海岸近くの丘陵地に囲まれた盆地にある 1.5ha の池は、秋冬期には周囲の湿地や水田にまで水を張り、最大約 10ha の大池となり、全国でも有数の渡り鳥の飛来地として知られています。毎年、10 月頃ともなるとシベリア方面から越冬のためにガンやカモ類が飛来してきます。最盛期には数千羽から 1 万羽を越える鳥類の休息の場となっています。特に天然記念物に指定されているマガンやヒシクイのガン類飛来地は日本国内でも限られ、また極東にしか生息していないトモエガモの大群も見ることができます。鴨池は江戸時代より坂網猟の猟場として利用される一方で、乱開発 を抑制し環境の保護 が続けられており、自然環境の保全が継続されてきたという経緯があり、平成5年(1993)に国際的に重要な湿地としてラムサール条約の登録湿地となりました。[1]

参考文献

  1. 加賀ふるさと検定・おもてなし講座 実行委員会. “加賀市歴史文化学習帳 第2部「自然・動植物・民俗・文化財編」”. 2022年7月19日閲覧。