カテゴリ:菖蒲湯まつり

加賀ふるさと検定・おもてなし講座実行委員会による解説

山代温泉の「薬王院温泉寺」は白山五院の一つとして、多くの修験者 たちが修行のために参集していたと伝えられています。これら修験者たちが、その年の「厄」にあたる若者の厄払いを行うために、菖蒲を刈り取り、俵に詰めて無病息災の祈願を行ったのが「菖蒲湯まつり」の起源とされています。祭りは 6 月 4 日夕刻、薬王院境内での「祈願祭」から始まります。修験者たちによって、人々の願い事が書かれた「護摩木 」を燃やします。このあと、菖蒲御輿 を引き回す「入湯式」へと移っていきます。菖蒲御輿には、台棒の上に菖蒲を詰めた俵を 6 俵、下に 2 俵の計 8 俵を力綱で取り付けます。総重量は約 350kg にもなります。これに約 30m の引綱をつけ、およそ 200 人の、赤白の帷子・赤はちまき・白足袋姿の青年たちによって引き回わされます。フィナーレは古総湯を中心とした湯の曲輪を回ります。この頃には、みこしの俵は擦り切れ、菖蒲が路上に散乱します。青年達は菖蒲の出た俵を奪い合い、拍子木を鳴らしながら菖蒲を古総湯の湯壷の中に投げ込みます。菖蒲の香気や薬性に浴することで「邪気」を払うのです。この日、山代温泉は夜遅くまで、この祭りを見るために訪れる人々で溢れ返ります。翌5日は山代音頭輪踊り大会や代っ子みこしなどが行われ、2 日間の祭りを終えます。[1]

⚠️Notice 
菖蒲湯まつりは、Wikipediaにも記事があります。

参考文献

  1. 加賀ふるさと検定・おもてなし講座実行委員会. “加賀市歴史文化学習帳 第2部「自然・動植物・民俗・文化財編」”. 2022年7月21日閲覧。

カテゴリ「菖蒲湯まつり」にあるページ

このカテゴリには 2 ページが含まれており、そのうち以下の 2 ページを表示しています。